2016年6月27日月曜日

2016ジュニア国際大学を開催しました



今年度も、県内の小学校高学年(4年生~6年生)を対象に、国際理解や異文化コミュニケーションなどを理解させ、21世紀を担う未来の「国際土佐人」を育成することを目的に、以下の日程等でジュニア国際大学を開催しました。

今年で11回目となる当イベントには、最も遠いところで室戸市から参加してくれた小学生の姿もありました。また、2年又は3年連続参加の子供たちもいました。いつもは女の子の参加が多いのですが、今回は男女ほぼ同数でした。

先生にティカを付けてもらっている
午前中の授業は、2年前にも来ていただいた坂本和恵先生(「国際理解の風を創る会」所属、現在は鳴門教育大学に留学中)にネパールについての授業をしていただきました。JICA(独立行政法人国際協力機構)の教師海外研修やプライベートで何度も訪れたことのあるヒマラヤの国についての「YesNoクイズ」で子どもたちにこの国の概要を掴んでもらった後、先生が現地で仕入れた香辛料(マサラ)の匂いを嗅いだり、民族衣装に触れたり、ティカ(おでこに貼る米粒大のシール)を付けてもらったりするなどして、ネパールを五感で楽しみました。

昨年4月に発生したネパール大地震後の現地の様子についてもお話をしていただきました。日本人に何か伝えたいことはありますかとの問いかけに対して、親日家の多いこの国の人々は、困っている時にいつも助けてくれてありがとう、地震大国でもある日本の技術を教えてほしい、などの答えが返ってきたそうです。

ロシアの鬼ごっこ
午後の最初の授業は、世界の遊びをその国の言葉で体験する恒例の授業です。今回は中国、韓国、ロシア、タイ、アメリカの5か国の遊びを県や高知市の国際交流員や留学生が先生となり、それぞれの国の言葉を使いながら遊びました。遊びを通じての国際理解です。ロシア式鬼ごっこ、中国式羽根けり、タイ式ロンドン橋落ちたなど、日本と似通った遊びが世界にはあるんだなということを遊びを通じて知ることが出来ました。

最後は、JICA国際協力推進員・高知デスクの杉尾智子さんによるアフリカと国際協力のプロジェクトについての授業でした。国際協力とは、相手の国や人を知り、仲良くなり、困っている時に助けあうことを通じて「平和」を創出することだと前置きした上で、杉尾さんがNGO活動をしていたマラウイの子供たちが写っている写真をスクリーンに映し出し、その写真から想像できる現地の住民も日本人も共に喜べる国際協力のプロジェクトをグループで考えてもらいました。

写真をじっくり観察する子供たち
発想力豊かな子供たちは、「靴を履いていないから、足裏からばい菌が入って病気になるかもしれないので、靴や薬を送ってあげたり、靴の作り方を教えてあげたりする」、「学校に行ってなさそうだから学校を作るための募金活動をする」、「服が汚れているから洗濯板や環境に易しい石鹸の作り方を教える」など、1枚の写真から次から次へと色々なプロジェクトを提案してくれました。

このように、子どもたちが楽しみながら国際理解を深めることができる催物を来年もまた企画したいと思っています。

イベント情報
 名称:ジュニア国際大学
 日程:6月下旬の土曜日(2016年は6月25日)
 会場:県立高知青少年の家(いの町天王北1-14)
 募集人数:県内小学校高学年(4~6年生)30名程度
 (2016年は4年生12名、5年生4名、6年生9名の合計25名が参加)


マネージャー 吉田

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