2015年7月2日木曜日

今年もジュニア国際大学を開催しました

県内小学生の国際理解と海外とのつながりについて理解を深めてもらうことを目的に、今年も6月27日(土)に、いの町にある県立青少年の家でジュニア国際大学を開催しました。

 今年は、最も遠いところで西は宿毛、東は田野から総勢27名の小学生(4年生12人、5年生9人、6年生6人)が参加してくれました。

 午前中の授業は、県内小学校の教員らを中心に小学校で国際理解教育を進める任意団体「国際理解の風を創る会」所属の若木和香先生から、「身近なものの中から世界を感じよう!」というテーマで、授業が行われました。

 この授業のために当協会にある物をいくつか持参したのですが、意外な物がMade in 〇〇だったりと、私たちにも新鮮な発見があったので、これは子供たちもきっと驚いたりするだろうと内心期待していましたが、そのとおりの展開となりました。

 若木先生が用意したものも含め、身近なもののMade in 〇〇を調べて世界地図にその物の名前を書いた付箋を貼っていったのですが、やはりと言ってしまえばそれまでですが、東アジアの国々が圧倒的多数を占めました。

 そんな中にあってヨーロッパや南米の国も少しですが含まれていたのを子供たちが発見し、それが意外だったと最後のまとめの時間で発表してくれたことは、子どもたちの中でもアジアの国々とのつながりを日頃から感じていることの証なのかもしれません。
地図上に付箋を貼る子供たち

 さて、午後からの授業は子供たちお待ちかねの外国の遊びの授業です。しかし、これは単なる遊びではなく、遊びを通じてその国の言葉を学んでほしいのと、日本の遊びと外国の遊びの類似性なども同時に感じ取り、違いばかりが強調されてしまいがちな外国のことをもっと近くに感じてもらおうというねらいがあります。

 今年はアメリカ、中国、韓国の県国際交流員と、ネパール、アルメニアの工科大学の留学生にご協力いただき授業を行いました。小学校では5年生から英語が始まっていることもあってアメリカの遊びでは自己紹介からMy name is 〇〇と英語で行われていました。他の国でも最初は日本語だけですが、徐々に外国語が飛び交う遊びへと展開していきました。
ネパールの遊び「どのくらい水?」

 最後の授業はJICA(独立行政法人国際協力機構)職員の杉尾智子先生による、アフリカのDVDの視聴を通して平和について考える授業でした。杉尾先生がDVDを流す前に「見るに堪えない残酷な映像の時は目を閉じていいよ」と言われたので恐る恐る見ましたが、実際に流れた映像は、ケニアのある部族がライオンの群れが動物を仕留めその獲物を食べている時にその一部を分けてもらうというものでした。敢えて残酷と言えるシーンは、部族がライオンの群れが獲物から離れた隙にその獲物の胴体を切って持って帰るという場面だったでしょうか。
ケニア出身の留学生とジャンプ対決
(授業とは直接関係ありません)

しかし、このDVDのテーマは、その部族がどうしてライオンが捕えた獲物の一部だけを持って帰ったのか、というワンシーンについて議論することでした。いくつかのグループに分かれて出た意見の共通部分は、生き物の命を大切にするということでした。確かに部族だけで獲物を仕留めることができるけど、それでは消費できる以上のものを捕ってしまうことになるから、代わりにライオンが捕った獲物を少し分けてもらって動物の命を少しでも無駄にしないようにしているのではないか、というのが子供たちの共通する意見でした。

流れたDVDはわずか5分くらいの短いものでしたが、子どもたちは1回の視聴で実に奥深いところまで観察し、自分たちで考え意見を発表している姿を見て、とても感動しました。彼らのこれからの活躍が楽しみです。



皆さんのこれからの活躍が楽しみです




マネージャー 吉田

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