2012年12月15日土曜日

初めて中国人実習生に講義しました

先日、高知市内の警察署に出向いて6人のベトナム人実習生と3人の中国人実習生にも南海地震対策の講義をしてきました。中国人への講義は今回が初めてです。

また、今回はじめて私とは違う職員が講義しました。日本語説明→ベトナム語通訳→中国語通訳の順で進められ、時間配分がなかなか難しい中での講義でしたが、まずまずの出来だったと思います。

限られた時間の中で何を話す必要があるかについて考えるとき、備えの目標と、この目標と以下の備えの要点(ポイント)がどのようにつながっているかをしっかり押さえておけば、私じゃなくても誰でも(皆さんでも)講義することができます。

目標は「死なない(生き抜く)」ということです。口にすれば簡単です。4文字しかありません。

では、死なない(生き抜く)ためににはどうすれば良いでしょう?今回もそうですが以下のことをいつも実習生に話しています。

ポイント1:「自分が住んでいる家・地域・職場など長くいる場所がどれくらい危険かを知る」
ポイント2:「家を丈夫にする(耐震補強)、家具の固定、配置を工夫する」
ポイント3:「非常持ち出し品と備蓄品をそろえる」
ポイント4:「あらかじめ連絡方法、集合場所を決めておく」
ポイント5:「サバイバル日本語を覚える」

ポイント1は中国の有名なことわざ「敵を知り己を知らば百戦危うからず」の「己を知らば」の部分です。これは県が先ごろ発表した「南海地震を正しく恐れる」につながります。「正しく恐れる」ためには「敵」(南海地震)を知ることも大事ですが、「己」を知ることも同じくらい大事です。

己を知った上で、次に何をどの程度備えなければならないのかを考えるのがポイント2から4です。もし、自分の家が揺れに耐えられるかどうか心配だったら耐震診断をしてもらい、必要であれば耐震補強をするのです。借家に住む実習生にはこのことについてあまり詳しく話しませんが、実習生の受入機関の方は耐震診断・耐震補強のことを考えてほしいです。

ポイント5は外国人のような日本語の不自由な方に特有のことですが、東日本大震災で「高台に避難してください」の放送が理解できず亡くなられた外国人がいたようです。日常会話や実習で良く使う日本語の学習も大切ですが、南海地震から生き抜くために最低限必要な災害時の日本語はぜひ覚えておいてほしいものです。

マネージャー 吉田

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