2012年12月28日金曜日

24年度「災害時語学サポーター養成講座」WEB講義-在住外国人を知る②-

今年の最後のブログです。前回の続きです。

「国籍別」県内在住外国人
今回は県内在住外国人の出身国籍について取り上げたいと思います。

6か国語版南海地震対策啓発パンフレット
ここでもまた高知県が市町村に問い合わせて収集した資料が活躍します。下記WEBサイト内の「国籍別」資料をご覧ください。
http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/140201/h23-gaikokujintouroku.html

人数の多い順に上位5か国を挙げると以下のとおりとなります。
①中国(1375人)
②韓国・朝鮮(651人)
③フィリピン(538人)
④インドネシア(209人)
⑤ベトナム(136人)

ご覧のとおり上位5か国はすべてアジアの国です。この5か国だけで全体の8割以上を占めます。

個々の国の最近5年間の推移を見ると、第1位の中国は1300人前後で推移しています。

第2位の韓国・朝鮮については漸減しています。これはいわゆる「在日韓国・朝鮮人」の数が高齢化や帰化により減っているためと言われています。

第3位のフィリピンについては500人台で安定しています。第4位のインドネシアについても200人台前半で推移しています。第5位のベトナムについてはここ4年は100人台で推移しています。

これらの国の今後の推移予測は難しいところですが、韓国・朝鮮国籍の方以外はほぼこの数で安定するのではないかと思います。今のところ大きく増えたり減ったりする要素が見当たらないからです。

全国的にはリーマンショック以降、日系ブラジル人の大量帰国などにより数を大きく減らした地域がありましたが、高知県の場合は景気の良し悪しによる人数の増減はあまりないかと思われます。

「市町村別」県内在住外国人
さて、ついでに「市町村別」資料もご覧いただければ、県内在住外国人がどの市町村にどれだけ住んでいるかについて一目瞭然になります。

高知市がダントツ多いのは誰もが感じるところですが、須崎市が2番目に多い市だということについては意外に思われる方が多いかもしれません。

須崎市に多いのは、同市内にある私立高校に多くの留学生が在籍していることが最大の要因です。

3番目に多い南国市については、管内にある高知大学医学部と農学部に多くの留学生が在籍しているからです。

あなたの住む市町村の外国人登録者数をまず調べ、それがもし多いと感じるのであれば、その要因についても調べてみてください。これまで気づかなかった地域の実情が見えてくるかもしれません。

参考までに、県内在住外国人の県全体の人口に占める割合は約0.45%です。全国的には約1.6%です。あなたの市町村の在住外国人の割合について調べてみると県や全国と比べて割合的に多いのか少ないのかが分かります。

次回は、これまで説明した在住外国人と災害との関係について書いてみたいと思います。

それでは皆さん良いお年を!

マネージャー 吉田

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